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- 新印象派―光と色のドラマ@東京都美術館
- 国立新美術館で去年観た「印象派を超えて―点描の画家たち」の展示以来の新印象派展だったが、自分はこの辺の時代が好きなんだというのを再確認した。
- 視覚混合の色彩理論を研究したルイ・アイエの色彩図解や色見本、シニャックの著書『ウジェーヌ・ドラクロワから新印象主義まで』を並べて、点描・新印象主義が確立されていく様子を当時の目線で見せるという試みがとても面白かった。画家たちの交流について写真付きの紹介コメントが要所に挟まるのが、ちょっと熱意込め過ぎなドラマ仕立てな語り口で印象的。
- 作品についてどれが凄く好きという感じではなかったけど、スーラの《グランド・ジャット島の日曜日の午後》については展示されてた習作版の方が点描が粗くて好みだった。あと点描系の絵の中でもピサロだけは明確にNOなんだけど、木の葉の描き方が他の作家と違うのが生理的に受け付けないんだなーとか。同時代における自分の立ち位置について言及出来ちゃうシニャックさん凄いね。
- 売店のPOPがいちいち丁寧で、元書店バイトの売り子でも入ったんだろーかという手作り感に溢れていた。
- 動物絵画の250年@府中市美術館
- 花と鳥の万華鏡@山種美術館
- 竹内栖鳳があるっていうのが気になる程度で大した期待はしてなかったが、山種の趣味の良さみたいなところで満足出来た。
- 速水御舟《牡丹花(墨牡丹)》、渡辺省亭の《牡丹に蝶図》、小林古径の《白華小禽》、最後の方にあった小山硬の《海鵜》辺りが好き。基本的にトリよりは花の絵がいい。植物の中でも花だけは自然物より絵画のほうが好きかな。鳥は足のフォルムが大いに美的評価を下げる要因。
- 関係ないけどJR恵比寿駅西口改札の「ANTICO CAFFÈ AL AVIS」は手頃な値段で旨いものが出てくるからいい店だと思う。
- 生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村@サントリー美術館
- 菊池寛実賞 工芸の現在展@智美術館
- サントリーに置いてあったチラシで知って近かったので行った。小さな施設で展示数も少ないが、陶磁・木工・竹工・漆工・金工・ガラス・人形・染織などとジャンルを散らして作家紹介されてて良かった。企画名の菊池寛実賞を獲った染織が正直一番フツーの反物に見えて凄さが分からなかったけど。それと一人の作者の紹介コメントを複数の作品で使いまわす位なら、紹介タイミング自体を一回だけにして欲しかった。
- でも現代工芸は現代美術より親しみやすくていいね。漆工の田口義明ってなんか見覚えある名前だと思ったが、東博で昨年やってた日本伝統工芸展60回記念で見た田口義国の息子なのね。
- 帰りに使った南北線六本木一丁目駅のハイソっぷりにびびった。
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刀剣乱舞をはじめました。今は4-2を攻略中。大太刀を全然引かないんですが、もう少しステージを進めないと出にくいのかな。遠征が頭打ちになってる。刀剣乱舞やっててよかったなーと思えるのが、朝起きるモチベーションが上がったこと。寝る前にセットした遠征(3,4時間かかるノーコスト資源確保)と鍛刀(無料ガチャ)の結果を確認し、また遠征に送り込んでいく操作をする必要があるので、以前より朝起きるのが少し楽になった。ただキャラの名前は全然憶えてなくて、「安定くん」「みやび厨」「狙ってバン」「煽るきつね」と脳内愛称で結び付けてしまっている。「鳴www狐wwェww 鳴ww狐ww大ww丈ww夫wwでwwすwwかwwwwwwぁwwwww」 演練で他プレイヤー部隊と戦うとワンパン致命傷を負いながら「万死に値するぞ」「もうどうなっても知らないよ」とか捨て台詞残すのも震え声が似合いすぎて楽しい。
ずっと楽しく観ていたSHIROBAKOが終わってしまった。一週間にいちど会える日は朝からなんだかそわそわして(1期ED)という作品だったので喪失感。2期は女ゴスロリ甲子園回・武蔵野動画回・タロー&大ちゃん回が好きで、最終2話はシャンシャンめでたしで何よりという感じ。本田さんが痩せたのは本当に悲しかったね・・・本当に・・・・