会誌もなんとか印刷できて、学園祭にて販売。途中で抜けて、やごさんから聞いていたおたく・やおい研究の会合へ場違いにも参加してきた。やごさんがしきりに会合の感想をニッキに書けというが、なんか色々疲れたって感じ。敢えて云うなら、僕の聞き間違いかもしれないが「男性向けエロマンガでは女性の顔の描写の方が多いのは、女性化願望が働いている」というのを聞いたときに、「間違って男が顔歪めてるコマでイきたくないじゃん」と思った。思って、何か断絶があるような気がした。僕が飛び入り参加でとうに議論の済んだことかもしれないので何も言わなかったけど。でも僕の考えは自慰と自己愛のカンケイにカンケイしてるかもしれない。やめてくれ。


最近読んだマンガ
『クマとインテリ』basso オノナツメ先生による趣味全開の初BL単行本。前も云ったけど、ストーリーに深みを出すとか器用なことするよりはこうして無理せず描ける話を読みたいよねえ、ということをやごさんに云ったら、なんか君が無理してない? と云われた。読み返してみたけど、どの辺までがBLの定型でどっからがそうでもないのか分からなくなってしまった。個人原稿でこのマンガと黒娜さかきの単行本のことも書こうかと考えてたけど、余裕が無かった。黒娜さかきはつまりません。『ラ・クィンタ・カーメラ』もつまりません。

もやしもん石川雅之 相変わらず女の顔は以下略だけど、この人の描く目は完成されてるのでもう仕方ない。このマンガではその辺分かってて違和感を与えないよう工夫しているように感じられました。あとは会誌に書いたのと同じ。

ガンスリ5巻』オヤジの顔が上手くなっていく一方で子供の方はそれにつられて微妙なことになっているけど、シリアスさが結果増していていいような気がした。対立の背景とか僕はアヤフヤ。今日買ったときももう失速してるんじゃないかと不安だったけど、大丈夫でした。

『ジオブリ11巻』伊藤明弘 化け猫側のサブキャラが増えてきてて判別つかないが、ちゃんと読み込むためにはアニメの方観なきゃいけないぽい。多分もう手持ちの切れるカードが3枚くらいしか無いと思うので、万が一にも打ち切りにならないよう願っています。あと何巻いるんだろう。

『正義隊』後藤友香 インタビューでストーリー考えるのに超苦労してると云ってるのがサイコウ。美大生だもんね。難しいよね。この絵がどこまでコントロールされてるのか分からない限りはつまらないと云えない。登場人物の動作の全てが男の子が人形や怪獣を戦わせる時の動きととてもよく似ているんだが、つまりその効果をどこまで狙っているかということでもあります。


正直なところ心の底から面白いと思えるBLマンガは毎日晴天と『パセリ』(朝丘みなぎ)くらいで、大竹ともと花本安嗣(花本紫磨子)がそれに続く。卵鞘酒の話はもやしもんより先に花本安嗣が描いてるよ。