• 飽和来灯 「ルングワンダルング1.5 同2 かんじょかんじょのしろいかお 他」
    • 1年ぶりにフジコルチタさんのマンガが読めて幸せ。サークルHYDLOPLUS(今回は不参加)もそうだが、ティアの百合は絵柄の微妙さを補って余りある独特の百合雰囲気が上質。1年ぶりなんですがいつもはどのイベントに出ているんですか、と聞いたり。関西コミティアにはなかなか行けないので既刊は全部買ってしまった。
  • Blue Beans 「風船爆弾
    • 初買い。用途の分からない「大人の風船」を水風船にして遊ぶ子供たちの話、というわけでいかにもな思春期モノだけど意外とこの手のギミックは今まで出てこなかった気がします。
  • グリーンキャンディ 「snow colors」
    • 9サークルの合同誌。この多人数で全体的に絵のレベルが高いから結構凄い。というかモノクロの綺麗な絵柄が揃っていて誌名通り「雪」をテーマにしたアンソロジー本としての完成度も高いと思います。ただ全て掌編の寄せ集めなので何となく同人ゴロ的な商売上手さを感じなくも無い。みんなピンで面白いものを描いてティアのレベルを底上げしてください。
  • かわだ章吾 「かわだ章吾成人向ショタ作品集 百葉箱」
    • 今回サークル名は「かわだ章吾」じゃないみたい。松文館のアンソロ『少年愛の美学』掲載作のまとめ。先生ちょっとガチ過ぎてこわい。ていうかショタに目覚めそうでこわい。エロマンガのちょっとひねたやつって、意味ありげな叙情雰囲気を出したりおバカなギャグエロが上手だったりしますが、この作品はその両方が変に絡んでて困る。収録作の「われも恋う」は声を出して笑ってしまったが、それは余りに強烈なショタの刺激に対する防衛反応でした。しかしサブゼロ先生はショタに血道を上げるのは大変結構なんですが、一般商業誌の方はもう力が入らないのでしょうか。『世縒りゆび』は良かったのになあ。
  • MABOROSHI 「signal」
    • 幽霊もの。わりと絵が好き。
  • MPHP 「すこし動く」
    • 初買い。MPHP、というのはサークル名じゃなくてサイト名。モンティパイソンの同人でした。絵が好き。
  • ハライソ 「僕らはたぶんに恋しあう」
    • 初買いBL。王道幼なじみ展開の要素を存分に盛り込んで56ページ。商業だと同じ内容をぎっしり2話40ページにするか、もう少し加えて3話にするところだと思います。絵のバランスがばっちり取れているのではやく商業で活躍を。第三者のライバル候補の親友を主役にしたサブエピソードもつければ単行本に出来るよ?
  • サークル熙表紙 「箱庭藩始末記 狙撃」
    • 初買い(初参加サークル)。「きびょうし」って読むんでしょうかイエローバックス。架空の藩の藩主と下男が池の真ん中で釣りの最中に狙撃を受ける危機的状況に立ち向かう話。シグルイ的な緊迫感が実にいいです。
  • cm. 「野の花」
    • 初買い。サークル「マルメロ」と「chicory」の合同サークルらしい。後者は前にJ.GARDENで買ったことがあったので今回は前者の作品。タカハシマコの絵でギャグを抜いて落ち着かせたような作風。雰囲気は好きなのでもう少し長い話を…
  • 野原がしげる 「それゆけソレイユひまわりSUN」
    • 野原しげる氏もティア10回参加常に新刊有、ということでおめでとうございます。全部買ってる俺もおめでたい。応援してます。
  • メリ・メロ 「ブロッサムパンチ」
    • 初買い。まずまず好きな話。
  • ファクター80 「名前のない森」
    • 初買い。プリンセスや恋愛体験CandyKiss(休刊)などでたまに掲載されてる新人・春田ハナさんだーやったー。プリンセスの読みきりと同様、絵柄はとてもいいけど話が物足りないのが残念。
  • スタッフWHY 「烏有王」
    • 過去に出した作品の再販本。“初回は六部も売れたが”以降泣かず飛ばずだったので長いこと封印していたけど今回出品しました、って今はそんなことないでしょうに。この人の怪談は安定して面白い。もう描かない、なんて言わずにちょくちょく得意分野で鳴らして欲しい。
  • クロヤ 「ねこのまぶた」
    • 初買い。微妙に味のある絵柄にひかれました。

実際はもっと買っているのだけどそういうことで。今回のコミティアは当日着いたのが12時過ぎで、自分のモチベーションも下がっていたが、蓋を開けたら意外に新しいサークルが沢山買えたので嬉しい誤算でした。コミティアにはまだ通えそう。あとまるちぷるCAFEが新刊なかったのが残念でも何でもなかったです。


やごさんの寛容さに感謝しつつ寝る。