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多いよ
- 恋愛ランデブー(hanny syugar siroop)
- 片思いの相手を追っていて出会った年長タラシ君にもてあそばれ、反発しながらいつしかそっちによろめいていました。王道からかなり外れた獣道ですがすっきりした絵柄のせいもあってか鬼畜寝取られの陰惨さは無く、意外な展開として楽しめた。もっと掘り下げてルチルの賞でも狙ってください。
- 肉球手帳・眩暈流離譚(琥珀茶房)
- だって男の子だもん(ほくと)
- 東京漫画社勢であるもろづみすみとも先生。途切れ途切れの主線でポップな絵が特徴的だが、画面が白い分(多分時間切れもあるけど)画面が平坦になってしまうのが残念。同棲してオーラルはするけどその先挿入までは2人とも何だか躊躇してしまう、というやたら生々しい話なのでもっと濃い描写だとそれはそれできつそうですが。
- 光と影(ドラゴン)
- ばらの花(箱式Bluefilms)
- 初買いだけど、J庭でのサークル名は不明。絵柄が好み。
- パーフェクト・エイジ 1+2(EG-TYPE)
- 初買い。2人組サークルで1つのストーリーを小説とマンガ交互につなげていく形。特に派手な展開もなく等身大で続く長編だけど、無理のない展開が少しずつ進んでいくのは読んでいて飽きないから結構実力派? 志野夏穂のアクを薄めたような絵も万人向きで良い感じ。
- 同級生・TEKITO(パパの気持ち)
- 前にも買った合同誌サークルさん。自分はドキ丸胸男さんの絵が好きだけど、全体的に高レベルで合同誌としての盛り上がりも楽しげです。
- 概日リズム(elephant sheep)
- おがわすみ・大竹ともの2人サークル。しかし毎回の事ですが、大竹先生の同人はなんでこうも難しいのでしょうか。大好きなんだけどね・・・。暗い胸の内を隠して半笑いで嘘をつく表情が十八番。個人的にはもっとデフォルメ効いた明るい話が読みたいです。
- やおいコン レポート(SunnyDays RainyDays)
- J庭のガーデンガイド(カタログ)でも報告のあったサンフランシスコで行われたYaoi-Con6のイベントレポート(無料本)。ディープさと規模の大きさは、参加したことないけどSF大会みたいな感じでしょうか。15ページにわたる詳細なレポートも楽しげ。
- 囚人の島(WE ARE)
- 異世界の狭間みたいなとこに永久追放された囚人さんと、そこに迷い込んでしまった渋い中年サラリーマンの心の交流・出会いと別れみたいな。やや説教臭い話だけど、全体に枯れていながらほのぼのした雰囲気が好きです。
- Calling(UMIN'S CLUB)
- 初買い。人工生命体ハイブリッドと人間の心の交流・出会い(ry というファンタジーシリーズもの最新話だったみたいで設定とかよく分からなかったが、それなりに楽しく読めた。
- FLESH,GLOOD,LOVE&SOUL(SWEET HAKKA)
- 広川和穂先生の単行本『愛とセイギで夜が明ける』の幕間短編。体全体を描いてもこの人は上手いのだが、顔のアップが多くインパクトのある本でした。登場人物も美男子揃いだが結構リアル芸に近い雰囲気があるので、絡みをみていると若干抵抗感を憶えるような。服は脱がない方が楽しいかな。
- クチずさんでごらんよ①(Maple〜Rose)
- 初買い。大学生活ものでヒップホップのヒゲ男が出て来るBLとは珍しい、というかこの本では特にラブい話は全然無かったですが。続編に期待。
- 春うららん♪・お嫁ちゃん!(DSA)
- 『ぱふ』でも何故か(?)06年の新人漫画家として取り上げられた遙々アルク先生。基本的にこの人の話はある種不条理な状況に陥った主人公が自問自答して深みにはまったりやたら暗い結論で自己完結したりと重いのだが、しかし一方で相手キャラが軽かったり対する主人公の思考が乙女なのでそれほどどんより鬱々には感じない。「スローターハウス」の続編も考えてるみたいで嬉しい。
- Personal Notes,トライアル・イン・ベルナー完結編(Lightgraph)
- BALOON・LOVE LETTERS他4冊(バリクパパン)
- はい、いかがでしたでしょうか。(お決まり文句)今までちょびちょび買ってきていたびるげいっちゃんだが、我慢できなくなったので全買いしてしまった。「一日一やおい」さんでも前に取り上げられてたように、本当、隅から隅まで楽しいんだよねえこの窓と林檎の話は。どこまで実話でどこから脚色なんだろう、とか、それにしてもビルジーは可愛い・・・大洋図書はやく連載化しろや、とか思っていたが、今回「LOVE LETTERS」を読んだらストーリーマンガとしてもかなり面白かった。商業でも生モノとかあまり気にせず同じ話をどんどん描いてほしい。ていうか唯一買い逃してた「1977」が今回自分が買う前に完売!死ぬ!死んでしまう!
関係ないが「444ヘルツとトランクミイラ」で久しぶりに高橋悠先生のマンガが読めるかと思ったら即コピー誌完売でこれも死んだ。今回は8千円財布に入れて望んだんだが、橘の間と委託を見終わった段階で資金が尽き、はじめてイベントの途中で金をおろすということをしました。コミティアより自分が商業作家多く買うから金かかるんだな。