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• 志村志保子『女の子の食卓』３巻
  • 食べ物に関するトラウマ・思い出悲喜こもごもを描いた連作も１年ぶりで第３巻。どの話もオムニバスとして鮮やか過ぎるくらいの見事なストーリーです。１巻、２巻と同じく巻末に過去の短編が同時収録されています。これも単体で読めば十分上手いのに、単行本のなかでは相対的に見劣りして感じるほどにこのシリーズの水準は高い。作者と作品の相性が良いというか、あまりにもハマり役になっててこの先どうなるんだろうと余計な心配を・・・マジ余計。巻を重ねるごとに内容も読みやすくなっていてうれしい。