• 原作:京極夏彦 作画:樋口彰彦『ルー=ガルー 忌避すべき狼』1巻
    • いまさら平綴じになって、安永先生もよく続いてるし釣巻和や坂木原レムなどの新人も出てるし、今号はナヲコが来たし、次回はアントンシクも来るし、あれもしかして実は良い雑誌なんじゃないの・・・というCOMICリュウの単行本第1弾を飾る新人さん。極度に情報化が進み生身の接触が希薄になった近未来で、しかしなおも起こる猟奇殺人。血生臭い事件に巻き込まれた少女たちは管理社会の向こうに何を見るのか(てんてんてん)? という話です。
    • 連載の方では形状認識異常というアニオタの弊害事件のカギが段々と見えてきましたが、単行本ではヒロイン達の友情冒険譚に漠然とした不安感が見え隠れしている感じ。どの子も個性豊かに描かれていて魅力十分、今後も楽しみです。情報管理社会で対人の触れ合いがどうの、IQ280の天才少女がどうのってそれどうなのと思わないでもないですが・・・

ちなみに台湾では姑獲鳥の夏魍魎の匣が大人気でした。

やっべ。チノミヤバイッス。マジでヤバイよ、マジヤバイ。チノミヤバイ。まずグロいッス。もうグロいなんてもんじゃない。チョーグロい。グロいとかっても「黒衣鯖人5脚ぶんくらい?」とか、もう、そういうレベルとかちがくて。何しろレッツハナモゲラー☆。スゲーし!なんてかストッパーとか無いし。ヒゲソリとか折りたたみナイフとか超越してる。リストとかマジナゾい。


しかもコトバ崩壊してるらしい。やべーし、崩壊だよ。だって普通はビラ配りとか「がいしま〜す」ちがうじゃん。だって「まるちび子ちゃん」がみれなかったら困るじゃん。エロ本なぞる作法とかそぼろの味薄っしいとか困るっしょ。血飲みがバレて、1年のときはオヤジの血ャーハンだったのに、3年のときはオレがしゃぶしゃぶ用の肉とか泣くっしょ。だから指とかブチィ!でいける。話のわかるヤツだ。


けどチノミはヤバイ。そんなの気にしない。血料理しまくり。最もショーユかけて箸とか穴あけてもぶっちゃけマズい。ヤバすぎ。ヤバイつったけど、もしかしたらヨユーかもしんない。でもヨユーつーコトにすッと


「じゃあ、クロセビロの人ってナニよ?」


って事になるし、それは誰もわからない。ヤバイ。誰にも分からないなんて凄すぎる。


あときめえ。マジ鳥肌。トコトコトコトコあんよがジョーズ。ヤバイ。ウザすぎ。マリッジとかゆってるヒマもなく死ぬ。こええ。それにコマ割りマジヤバイ。チョー斜め。それにチョー見開き。五角形とか平気で出てくる。五角形て。ジョジョでも見ねぇよ、最近。


なんつってもチノミは画力がきめえ。グロ描写とか平気だし。アフタなんて無限とかたかだか住人で出てきただけで上手く扱えないから竹易にしたり、カチュアにしてみたり、「Hang」で原稿差し替えたりするのに、チノミは全然平気。血を血のまま扱ってる。凄い。ヤバイ。


とにかく貴様ら、チノミのヤバさをもっと知るべきだと思います。そんなヤバイチノミとか描いてる作者とか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。