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- 高橋秀武 『トクボウ朝倉草平』1巻(集英社 ジャンプコミックスデラックス)
- 次のような方にお勧めします
- まあ上のような話です。『野獣は眠らず』の頃は描きたいものがはっきりしてて面白いけど、暗すぎて惹きつけるものに乏しいのがどうしてもマイナー路線だと思ってました。今作でがらりと脱皮しましたね。通しで読むと第2話からギャグ息抜き要素がしっかり出てるけど、連載で読んでて変化を感じたのはスイーツ(笑)でした。そんなネット流行に乗って大丈夫な雰囲気だったっけという疑問もあるが、ハジけることで結果的には好転して楽しめる要素がぐっと広がったと思います。ヒロインの辻君をめぐるまさかの三角関係勃発。密やかにしてしつっこいダウナー系健康オタクの投げやりな愛はFBI帰りのエリート官僚ライバルに太刀打ちできるのか・・・?
- 読んでいて作者の趣味に入り込む隙が出来たというか。麻縄もあるよ。
- 長谷敏司 『円環少女 (8)裏切りの天秤』(角川書店 角川スニーカー文庫)
- 神聖騎士団と日本政府の利害関係がいまいち分かっていないまま読んでしまいました。そもそも1巻のバベル再臨がどういう危機だったのか忘れている。読み直さないと・・・。一番面白かったのはケイツたんまさかの出世街道。さいごに、鏖殺戦鬼(おうさつせんき)と撲殺天使は似ている。
ぞろぎろぎろぎみぞろぎ〜 ぞろぎろぎろぎ溝呂木〜
なーんーにーもでーきないロッジ、魔導師公館〜