備忘録的側面も強いのでちゃんと消化していかねいと。

  • 浜田よしかづ 『つぐもも』1巻(双葉社 アクションコミックス)
    • (怪異いかさま+猫神+かんなぎ)/3というWEB連載らしからぬオトク感のある汎神ロリマンガ。順にエロ・ゲーマー・絵柄が該当します。新生コミックSEED!(休刊決定)最後のデビュー単行本となった1冊。最新話は現在WEBで閲覧可能。まさに残り物になんとやらといった感じですが、実際ずば抜けて描き慣れてる人でした。マンガはじめての筈なのに、マンガ絵の基礎が描け過ぎてる!*1 うまくやればシードの起爆剤になれたかもなあ。と、思ってサイトを読み返してみると爆風乗り損ねたのも結構あるのでフクザツでしたが。
    • 描き慣れてるといったけれど、ストーリーの運びだけ見れば新人くさいのにマンガ的な演出や表現は自然なのが不思議でした。他社での仕事(ソード・ワールドリプレイ挿絵)がそのまま生かされてるというわけでも無さそうだし、もともとマンガ表現と相性のいい人だったのかなとか勘繰ってます。ついでに、双葉社との接点は コミックハイ!―桐原いづみ―新ソードワールドリプレイWaltz―先々代へっぽこーず編―浜田よしかづ こうですか>< 
  • 宇佐悠一郎 『放課後ウインド・オーケストラ』1巻(集英社 ジャンプコミックス)
    • 楽器未経験なのに何故か部長になってしまった平均第一の主人公と、対照的に部活動に血道をあげる女の子が、一度は廃部になった吹奏楽部を建て直すべく奮闘する話。ジャンプSQが素晴らしい勢いで某ライバル誌の好敵手から外れつつある中、クラシック音楽マンガという美妙なジャンルで頑張っている良い連載だと思います。楽器の構え方からはじまって、初心者が基礎練習をつんで上達していく地味な過程が丁寧に描かれているのがとても好きです。ポッと出の経験者がおいしいソロをかっさらって結果を出してしまう辺りも、実力主義的な音楽活動のシビアさがあって楽しい。某大学教員のような、タクアンを噛む音が響いてどうの、金管を打ち直して音色がどうのという眉唾を読まされるよりずっといい。吹奏楽ブラスバンドの真っ当な部活マンガって他に知らないので、長く続いてほしいです。
    • 米根真紀『小桧山中吹奏楽部』は読んだことがあったようななかったような。
  • 著者あまねりつか 原作レイ・マイケルズ 『ハネムーンはあなたと』(ハーレクイン HQ comics)
    • 宙出版でなく、ハーレクイン社直々?のハーレクインコミック。この先どーなんのかなー。レイ・マイケルズ原作のコミックだと岡野史佳の『天使の眠る間に』を読んだことがあるけれど、金目当ての結婚からはじまる純愛というのがよく似てます。あまねりつかはハーレマンガ1作目にして割と楽しんで読んだのですが、ベッドシーンやシャワーシーンに乳首まで出す必要はあったのだろうか・・・と変なことが気になりました。ハーレにエロさがいるのかいらないのかは個人的にもよく分からないんですが、まあ露出があるのは珍しく感じたので。

*1:訂正。『突撃!へっぽこ冒険隊』が先っぽい。それにしても上手い