コミティア95
コミティアの帰りはもぐこんさんと、窓枠が開くかどうかという話をしてました。背景の。
新規に買ったサークルさんから。
リンク不備、不可には気をつけているつもりですが、誤りがありましたら修正しますのでご指摘下さい。
- チベット転々旅行社「西チベットのはなし −西西蔵道案内−・−西西蔵の単身赴任−」
- 80年代の西チベットで旅をする薬剤師の女と、道案内役の幼馴染の話。ストーリーも心の移ろいがしっかり描けてて好きだけど、風景の陰影や俯瞰図がやたら説得力あって引き込まれるなあと思ったら、HPを見て納得した。旅の食料や装束も血肉が通っているというか……見ていて楽しい背景ってこういうんですよね。本編9ページ目の石造りの家の輪郭が直線になっているところが惜しまれる。読みながら旅してしまう。
- B/o「東淡雪寄花」
- 耽美なフンイキの浮世絵師BL。続きが出るといいな。
- チルチル★にぢる「凡再録」「棲みつく男」
- 描写は最もガチだ。今まで買っていなかったのに今回手を出した理由は自分でもよく分からない。
- portal「記憶の花」
- 田辺のつる的なアレ。唄子さんの予言のところが良かった。記憶の錯綜は一種のタイムトラベルだね。不謹慎かもしれないが、ニコニコした痴呆は老いにおける一つの理想だなあと思う。
- 彦二部屋(委託参加)「恋スル乙女ハ肉食系」
- 作者得漫画。肉食系・草食系が比喩にならない。恐竜好きは、口あけたときに口角から除くビラビラ(下顎内転筋?)にときめくらしいですね。堤抄子先生の言ですが……。
- SHIS「Limb Legion」
- 業界のサーヴェイも兼ねた触手本。触手描写は勿論だけど、脊髄を外装装備として使うアイデアなんかも好き。
- Golden Dawn89「THE WILD LEG act.1」
- 獣人マンガ。4月からコミックジーンで連載予定らしい。主人公に兄弟格のイヌが関係を迫ってくる描写(和姦)が非常にリアルで、目覚めさせられそうになった。
- ポピー用紙「愛と正義の本」
- 合同誌。とあめ作「ヴァイオレント・ファムズ」の暴力描写が気になって購入。
- Coin-Locker$800「ヨクボウヒョウリュウ」
- 告白シーンが良かった。
- 素路「高橋さん」
- 高橋さんの凛とした顔で「チンコが欲しい」と言われても勘違いが起こらないような。この教師逆恨みすぎやろ…。白黒の配置が大胆でよかった。
- ファイナルノヴァセイバー「AYAKASI JUNKER」
- 食い意地の張ったオバケを、ジャンクフード好きな女の子が腕力で悪霊退散する話。短いページながらメリハリある展開で、切り絵調の独特の絵柄が光る。
- 岡田屋鉄蔵「くるわばなし-傷」
- 伊庭八郎を描いた歴史モノ。岡田屋先生が描く剣士や花魁の色艶は流石の一言。次行くときはちゃんと年齢証明できるものを持っていこう…
- うわばき「ヘンゼルとグレーテル 1」
- 幼いとき両親と双子の兄を亡くした主人公の初恋話(続き物)。背景をしっかり手描きしてるのがいい。初恋の相手を、友達は評価していないのも新鮮な人間関係な気がする。
- 気ままな課長の左遷(カプリッチョ)「DREAMER!」
- 将来について悩む大学1年生の話。要所要所を押さえた堅実な作りでちょっと物足りなさを感じたけど、素直な結論がよかった。あと表紙絵が好き。彼氏のあだなも好き。
- 日本代表「M.o.t.D」「Forget Me Now」
- ミッションスクールオブザデッド…違うか。コミティアでのリンクhttp://sensible.o0o0.jp/と、同人誌に書いてあるアドレスhttp://maps.google.co.jp/が違うけど、まあ。 関係ないが、weblioの和英辞典で"LMAO (Laughing my ass off"の訳にテラワロスって書いてあった。
- AHOBAKA「水柩」
- 獣人エッチ。前編も読みたい。
- 山ホーム「恥神さま」
- 恥を霊力にする神様とタッグを組むことになった少年の話。ピュアな勢いがあって凄くいい。
ここからは過去も買ったことのあるサークルさん。
- Kで会うならば「ばちあたりけい!」
- わりとロコツな聖兄メソッドによるギャグ作品。開始2ページの力技導入にびびった。
- Lostwomen「PRIVATE WORLD volume2 -Love's Melody-」
- 冬コミで買うの忘れてた。作品コレクター系のオタクには対象が何であれ親近感を覚えてしまう。ので、本筋もさることながら巻末の薀蓄をかなり楽しんで読んでる。
- 彼岸泥棒「エラッタ 彼岸泥棒短編作品集」
- 彼岸泥棒ではじめて買ったのがこの作品集収録の「バイタルサイン」でした。現実とはどこか断絶した、体温を感じなくて良い世界、色の付いてない空が好きで。商業でも、あまり饒舌でない話を描いていって欲しいと思う。
- 札幌の六畳一間「怪奇探偵 No.7 蛇人間」「日記漫画 札幌の六畳一間2」
- 新谷明弘「期末試験前也 下」
- 以前にどこかで読んだ、ような…。前にも買ったことがあったっけ。表題にもなってる「期末試験前也」が痛快。
- めこ「メーデー!!」
- ラストが衝撃的だった。誠実であろうとした結果、ハッピーエンドになるのが許されなかったみたいな。チカちゃんの可愛さに比べて、セツは自分勝手だなあ。
- JULI-KISS「イフル厭え」「詩句集 鳥を吊る」
- エロい展開になると本領発揮って感じ。最安価格150円のクレープ屋台っていいなー。詩句集はノーコメントで。
- 紙の森「しかばん 2011Q1」
- 草さんから直接頂きました。やっぱり少女ヶ原寄ってみるべきだったか…『にがくてあまい』も買ってみよう。
- パヤ☆ピカども(パヤ☆ピカ実験小屋)「にがねこゴーニャー」
- いつもサイケで楽しいなあ。ゴーヤで出来た猫と女の子の話。猫と女の子、どっちも可愛い。
- 傍流のせせらぎ「SPINDLE 17号」
- カエカとオシケの逃避行譚もあと3話かー。SPINDLE廃刊ってあるし、知り合いでこのサークルを好きな人が複数いるので、完結の際は読書会をしたいなと思ってます。いかがでしょうか実物さん。他の方も良かったら。
- mogravity装置「・」
- 運良くゲットった1冊。普段はほとんどマンガしか読んでない身にとって、別の文芸との接点を見せてくれる作品ってありがたいんですよね。現代詩か…… 「なーんて」のコマは買った直後のジョナサンで読んでるときはしっくり来なかったんだけど、読み返してみるとそこまででもないや。
- 血と、「高3限定・2」「『純情と報復』ボツネタ集」
- 「J庭で買いませんでした?」「いや売切れで買えなかったんですよ」というやり取りをして買ったのだけれど、ばっちり買ってました。あほや。未だ着地点を想像すらさせない展開に座して待つのみ。
- 空中セピア「孵化するたまご」
- 掌編。
- ずっと前から教えて下さい「ごっこ」
- 合同誌サークル。この再販も既刊も、表紙絵が独特で少し近寄りがたい雰囲気があるのだけれど、どの作品も好きです。
- こたん「いつかまたはなはさき」
- 『テツカレ』も好評発売中なハルタハナ先生。秘密を交わした幼なじみの再会BL。
- ruru「ただいまおかえり。」
- 遠距離恋愛の話。どてら半纏でこたつにほうじ茶という小道具が帰省先の生活感を良く表してた。
- サークル名不明(作者・広さ)「犬じゃない」
- 視覚障害者とその介護者?の話。2人のやり取りを傍観する主人公の視線描写が上手い。
- 三日で飽きる「コピー本ギャグマンガだよォ」
- コピー本ギャグマンガだったよォ
- クロ僕屋「佐藤製作所」「はじめてのおつかいあるいは嘘」
- 臨界「GHOST」
- おばけの話。最初に#1ってあるけど続き物?
- 誰がそれを「サリーは女子高生で魔女」
- バレンタイン漫画。本気顔の気合入りっぷりがよかった。
- persicaria eater「Sweet Sweet Nothings」
- ピロートークは正義。
- notch「bon bon au chocolat」
- バレンタイン漫画。チョコ擬人化でもある。
- サークル丙「はあとふる らぶ こめでぃ」「ブルーベルシスターズのクリスマスイズナイトメア/夢見る少女じゃいられない」
- バレンタイン漫画。風邪引きかけてるときに読むと症状を悪化させそう。過去にHPで載せていたマンガということで、当時のマンガ倉庫のアドレス付き。ボウリングスターは以前にも買ったね。
- 惑星家「ネガッテル」
- ネガティブと願ってるをかけてるんだなと今気付いた。バレンタイン漫画はコミティアの風物詩ですね。
- 731「チーズわいわい 2」「ソング・フォー・ア・スネイル」
- チーズ擬人化本シリーズ。ウォッシュチーズといえばこの前、マンステールというチーズを買ったら、カバンの中から発酵臭が部屋に漂ってきて辛かった。チーズは美味しかったです。作品のキャラクターでいうと、モッツァレラがダントツで好き。
- 秋田モルグ「またあした」
- 多脚系彼女ってやつか。生物学的に手と足はどう区別されるんだろう。
- 肉ドリル「人外春漫3」
- 蛇と蛙を相手にした人外エロ。蛇さんはそんなところに…? 小竜姫様の逆鱗を思い出してしまった。
- ちよこれいと「ついのすみか 1/2」
- 習字教室に入った主婦の話。子供の腕白さ純粋さがいつもながら良い。表紙がマーメイドにゲスプリで印刷っぽい…
- ハナハダ(磯谷友紀)「さようなら むつきちゃん」
- One more Kiss出身の創作臭が色濃く出てるなあ。何気にストライク激狭のフェチだし。
- まぼろし団(確か落花星人委託)「まぼろし」
- 合同誌。浜田ブリトニーのような絵柄で蝶の一生を儚く描かれて動揺した。
- 咆哮剤「グローリーシーズン #1」
- 女の子が可愛くなってきてる。あと最初の方のコマ割が鬼頭莫宏だった。
- 野原がしげる「ボランティア安楽 コミティア95号/同 コミケ79号」
- 松ノ木公民会「白魔」
- 大作戦「His Yoke is Easy & 死」
- 光Zを「みつぜっと」と読んでいて、ティアの帰りにそう話したら「コウズィーでしょ」と言われたですが(誰に言われたか忘れた)、本の中で「ひかりぜっと」て書いてあったので少しほっとしたような。マンガの中だと「博士と助手」が好きかな……前に単体で買ったけど。イラストがもっと好きかな。「うちにはケモノが二匹いる」「信じる者は救われる」も読み応えある。
次回買いたい:にくしょくゆうえんち・機具類ピアノ・あとづけ