コンビニでマンガ誌を読んでいると返り咲いてる作家が沢山いて感動を禁じ得ない。一方で、マンガは若くて感性の新しい方が圧倒的に有利だと思っているので、老害を押しのけて消費サイクルをぶん回すスピードがあって然るべきという気もする。そして、こうした発想が出てくること自体、自分の感性が痩せ衰えてきているのではないかという懸念が生じる訳で、更にその裏返しには、全体的な読者年齢の上昇が老兵迎合を後押ししてやいないかという疑念になる。