あたしにいちゃんの身代わりになっていっちゃお おにいちゃんのパンツはいて

……

「白い惑星の巻」の光子がエロカワイイ。特大ツインテール。髪射したい。
じゃなくて、
「地球最後の日の巻」のベムが超反則。デフォルト全裸。羞恥プレイ希望。
じゃなくて、
「地上最大のロボットの巻」が人気あったというのは理解できるんだけど、要するに最大トーナメント読むのに似た面白さなんだよな。「ロボット」の様々な意味合いを巧みに描き出しているという点では他の話の方が大体優れてて、はっきり云えばこの話は大味で、作者も結局バトルを延々と描くのは趣味じゃなかったからイマイチなんじゃないだろうか。ストーリーも潔いくらい尻すぼみな終わり方だし。ていうか浦沢のやつはもう猟奇殺人モノであって、手塚とは全くの別物。でもこのマンガの面白さの半分は鉄腕アトムの存在によるわけで、しかし内実は表面的な設定にあやかってるだけの気がしなくもない。エプシロンが女だったりしたらいいなと思うんですが。まだ出てきてないよな? どう料理するか、という意味では成功なのか? でも……そう考え出すと鉄腕アトムの方が面白いと思う。いや、鉄腕アトムが面白い。手塚治虫より優れたマンガ家なんて実際いないのに、なんで立ち読みに走り新刊を漁るか、というのは自分でもたまに疑問。


鉄腕アトムは葛藤とかありながらも最後は絶対正義に落ち着いていて、それはなかなか真似出来ないことで、感服する。微妙。説明口調上等。昔読んだ頃はそういったセリフでコマゴマと書いてあることの半分も理解できてなかった筈だが「面白い」とは感じていた、というのは、これは手塚に限らず不思議に思う。セリフが頭を素通りしているのに、面白さが伝わらなくて当然なのに、しかし子供心に楽しんでいたわけで、そういう経験こそマンガ脳ではないかと思ったりもする。ほんとに不思議です。個々のカットやキャラクターはしっかり憶えてるしなあ。