で、書淫、を、コンプ。65%まで粘ったが。「一度読んだ文章は高速表示」をかけてシークしてたが、なんとスキップ状態で終わるのに別ENDだなんて対応できないっす。許せ。


感想ですが、「キーボードで選択肢入力」が結構こぢんまりと収まってたのが勿体無かったように思う。マウスクリック以上にアクティヴにゲームを進めていく試みなんだな、と理解していたが実際使用を迫られるのは確か4回のみで、リプレイを繰り返して主人公の知る由の無い事情まで知っているプレイヤー本人の意思介在(本当の意味合いは微妙にズレるが)を提示する、という、つーかまぁメタ演出だった。それも十分画期的だけど、入れる文句は悩むところがなくかなり親切にヒントが出ているので、「選択が無限に存在する可能性」は否定されてた。元々そういう趣旨は無かったってことなんだろうけど。


あと画期的って云ったが選択肢入力自体は「かまいたちの夜」にもありましたっけ。


内容は、正直なところあまり僕の趣味ではありませんでした。全部知ってから再プレイした時の完成度が高いらしいし、もう一度見るべきなのだろうが、そこまでの求心力もなかった。あと最終的な仕掛けが分かってすぐに幕切れとなり、トゥルーエンドもあっさり目だったのが意外というか新鮮だった。難を云えば4RD LOVE はもう少し踏み込めたんじゃないかと思う。長さ的に。あの量では据わりが悪かったです。