ひさびさに色々マンガ誌を読みました。
↓この記法、楽。

  • ドラゴンエイジピュア
    • 待望の武田日向。この厚い雑誌をめくっていると武田先生の絵は普通に飛ばしかける。去年秋頃からの新創刊攻勢はなんなんだろうなあ。特に他で読みたかったのとかはないんだけど、『MUNTO -ユメミぱらどっくす-』はちょっとおもしろかったよ。悪役はどれかな〜と探しながら読んだら結局明示されなかったので安易でないというか分かりづらいというか…それと遠藤海成は、はいはいつんでれつんでれと思ったらそうでもなかった。悪くなかったよ。武田先生はこのまま維持すればコンスタントな良作ですね。わりと真っ向から攻めてちゃんとしたものが描ける実力派だと思います。雑誌については以上3作しか読んでないけどな。
  • コミックエース
    • えすのサカエ新連載。大事にされてるのかな。アイデアはそこまで奇抜でもないし料理もそこまでグンバツに奇抜ではなさそうなので、作者の味がどう滲みでるかすかね。『ぼくらの』より面白いのをお願いします。勿論前作以上で。この人は可能性を扱う話が好きなのかなあとかキャラ配置は前作によっかかったなあとか色々思ったけどまずは次号を楽しみにしよう。
  • flowers
    • 小玉ユキの読みきりがツボでした。はいはい同性愛。ネタといい雰囲気といい締め方といい絵柄とよく合っていた。あとは実力派清原なつのとか読んだよ。イヴニングの『パラダイスアベニュー』読んで、この人は何でもファンタジーにしないと描けないのかもと思った。
  • CIEL
    • 別にリストで加えるほどじゃないけど。街子マドカ『天気予報ノ恋人』目当てです。1話目よりテンション落として前後編にしてるので次号待ち。そういやこっちでもBLOODのマンガやってるんだった。中村春菊富士山ひょうたなど、見た感じ雑誌の絵柄に統一感らしきものを感じた…って別に今始まったことではないだろうけどとにかくそう思った。
  • Chips!
    • みろくことこだけ読んだはずだけどもう憶えてない。作家陣を見るとカメイ・トジツキ・ホームラン・つげ雨夜・楢崎・深瀬・志野夏穂・天城れの…読むほど好きではないけど、絵柄は結構新しめの人が増えましたね。相変わらずGUSH本誌よりはよく出来てる気がする。
  • アフタヌーン(なんとなく今更)
    • 宙のまにまに』がとても楽しく読めるようになってきて自分でもびっくりです。んーこの人の四季賞作どんなんだったっけ…なんか「眠り姫」「夏の眠り姫」とごっちゃになってる。ていつの間にか四季賞データベース消えてる。アキバ署の単行本宣伝で1話が「名作の誉れも高い」とかあって興奮した。いい話を唐突に持ち出してきた神戸在住とか話が逆戻りしたヒストリエとか、アフタはとても面白いはずなんだけどそれだけにどうでもいいのや変なものばかり目立ちますね。ほんとに。


あとはこの前本屋で『惑星のさみだれ』単行本表紙の素っ気無さにびびったり、ウテナの「卵の殻を破らねば〜」がデミアンなことに気付いたり、クッキーのともようこと山田ミカが少し面白かったりした。どうでもいいが「千川なつみ」でよく検索が来るんだけど、SWEETの最新作もなかなか面白かったと思います。