死のフェティシズムがやるせない糖分で迫るリベラルな絵本

「みみぱん」なんてもう1週間やってないぜ。秋葉原行く機会がないからなー。今はちょっと前に投げていた淫○ハンターとかを消化してます。別名作業ゲー。「Granciel Witches! 体験版」もやった。Eierを思い出した。あああとテンソル積が滅茶苦茶分からないです。


最近観た映画

  • インファナル・アフェア3部作
    • 香港行くから香港映画みよう、ということで借りてきて結局観たのは帰国後。アンソニー・ウォンがね、いいすね。だから第2部が好き。予想以上に楽しめた。
  • 八月の鯨
    • 昔、岩波ホールで上映された時大人気だったらしいです。2人の老嬢の映画。最後に「You can never tell」つって締める、んーかっこいいなあ。大して盛り上がりも作らず、ほんの少しだけグッとこさせるオチを狙う。それが成功してつまらなく感じないってのは上手いんでしょう。
  • いつか晴れた日に(Sense and Sensibility)
    • ジェーン・オースティン原作。『高慢と偏見(Pride and Prejudice)』といい、オースティンってこういう作家なんだなーということが分かった。つーか姉妹のうち2人が恋愛して片方の男が実はハズレくじで真の愛に目覚めるとか、高慢と偏見と凄いダブるんですが。まあアラン・リックマン目当てで借りた映画で、リックマン様の良さにヒロインが気付くの遅すぎ。お前に結婚する資格などないわ。リックマン様がなかなかお見えにならなくてやきもきしました。出てきてからも尽くす男を演じててやきもき。次はラスプーチンか裏切りのKissだなー。


最近読んだマンガ

  • 相川有『バタフライ』4巻
    • 「お前らオタクをリアルにビビらせてやる!」→じゃあどうしよう? と素で考え出すところが凄く作者らしいなあ。DARKEDGEでも「ゾンビを倒すといったら聖水が必要だろう!」といって町の礼拝施設をたずねたらオカルト趣味を笑われる、という展開がありましたね。まあそういう変に現実的な素朴さがキュート。この巻ではそんな作者が秋葉原を描いているということが既に楽しい。USAGINOHARAとか。それと話は別だけどローゼンコスプレ。掲載誌がバーズだもんね。そしてバカらしい遊びや会話の掛け合いをやりながらもストーリーの作りは重い。正直連載が始まったころは不安だったけど、今は地味で盛り上がらないながらも楽しみ。聖痕のジョカ読まないといかんなあ。
  • 西岡兄妹『子供の遊び』
    • 久しぶりのマンガ単行本。扉を開けると海に船。見知らぬ街の孤独。嗜虐的な小動物。自分の葬式。…やばい全編とも既刊作の焼き直しに見える。どうしちゃったんでしょうか、って絵本仕事でネタを考えてないんだと思うけど。もしくは出し切っちゃったか。「林檎売りの唄」のような目のさめる話はもう望めないのか…つーかその作品で答えを出したんだからもう「絶望」をテーマにいじらないで。


灯台へ』を原書(ペンギンクラシック)で読み出した。29回コンマでつなげて20行を1文にするとか正気か。意識の流れ半端ない。