そうこれって愛情の裏返し(うらがえし!)

日が空いた。新学期で色々あわただしかったかな。土曜は会合の前に家庭教師行ってきた。算数。同じ小学生でも、女の子は「‥‥問題解いてる横顔可愛いなあ‥‥」という、まあいたって当たり障りの無い胸中なんだが、男の子は違うね。精神年齢がもう少し低いから、文章中の数字を当てずっぽうで足したり割ったりして、それで割り切れてそれらしい値が出ると答えになってる気がしちゃう。そこを逐一「なんで?」と聞くのがうざいけど楽しいなあ。何度もそれが続くと段々不安になって解きながらヒントを無意識に求めてああじゃないかこうじゃないかと独り言始めるのもモエ。逆にうまいこと答えを誘導させて理解した気にさせた後、質問攻めでいぢめ倒したらどんなにか楽しいやら‥‥! 何かほんと目覚めちゃいそうです。


オケ本番。静かな曲想で長い音符伸ばしてると右手が震えてきて物凄いプレッシャーがかかる。これを克服しないことには後々辛いんだけど。


最近読んだ雑誌と本

  • Cookie Box
    • 坂本梨華と山田ミカが良かったらしい。もうどんな内容だったか憶えてない。検索したら「Parking?」(南研一)が出てきて少しおどろいた
  • IKKI
    • 今更読んだ。『ナツノクモ』真面目に作ってそうだけど多分こんなに長丁場になるとは作者自身も思ってなかったろうな
  • Wings
    • 夏乃あゆみが初登場。結構溶け込んでたけど、松本花とうまいこと差が出てて良かったとかなんとか
  • Dear+
    • 深海ねね面白かった。今後に期待。河井英杞『Chance!』は苦境の中大変だったのでしょうが、顔がちとやばかったかな。
  • 麗人
    • 鈴木ツタうめー。やっぱこの人は現代が舞台で正解でしょう。色白攻め?ツボかも
  • 記伊孝『犯罪交渉人 峰岸英太郎』5巻
    • 終わってみると随分息の長い作品でした。別冊マガジンという微妙な立ち位置の雑誌でよくやった。内容は、もう少し展開に工夫するところがあったんじゃないかという気がします。個人で描き上げちゃったものを何も手を入れず順次掲載していったわけではないだろうけど。次の連載に期待。
  • 飛浩隆『象られた力』
    • SFは中断、といいつつ家にあったものだから読んでしまう。表題作は結構面白かった。前半2作は全く面白くなかった。いや、いいすぎですね。描写力のある人だと思いました
  • アンドレ・ジッド『田園交響楽
    • で、読むものが無くなったので地元図書館利用。神西清の訳がいい。テーマは新旧キリスト教で重いんだが前半部はわりとほのぼので俗っ気ある牧師の心情だとか盲目美少女だとかで楽しく読める。特に「こうの史代はジッドが好き」というのを念頭に置いて読むと無意味に楽しかったよ
  • ヘンリー・ジェイムズ『デイジー・ミラー ねじの回転』
    • デイジー・ミラーは最後が上手かったです。結構な古典で、当時の価値観というか行動規範のギャップがあるのかどうも登場人物達のなすことに微妙な味がついてるのが気になっていたけど、最後まで読んだらそうじゃなくて作者の人物造形が絶妙に計算されてるんだと思った。でもねじの回転を読んだらやっぱり微妙な味が分からん。無理矢理マンガの話をすると、上遠野先生が「ミルクがねじを回すとき」の話をブギポの後書きでしていたのを思い出しました

最終的には聖書とシェイクスピア知らないから分からないって部分が出てきてしまうなあ