いつの間にかTMRの人たちはブッコフ巡りの旅へ出かけたようです。僕はブッコフで買わねばならないような本など(基本的には)無いのでブッコフツアーは関知してません。


最近読んだ本と雑誌

  • 菜摘ちはる『愛のしるし
    • この作者は本当に頭が良すぎて困る。俺はどこまでも着いていくので是非今後も頭のよろしい方向へ邁進していって欲しい。
  • 赤衣丸歩郎仮面のメイドガイ』4巻
    • この作者も別の意味、というか本来の意味で頭のいい人だと思います。「微妙に説明口調なヒロインのセリフ」がもはや違和感ないのも上手い。描き下ろしもよかった。
  • 入江亜季『コダマの谷』
    • ちゃんと比べたわけではないが、初出時より結構加筆が多いような。「フクちゃん旅また旅」もそうだけど、作者は親子や血の呪縛とかそっからの自立とか好きなんでしょうか。まあ3作どれをとってもそのテーマとして読むと全然物足りないけれど…「フクちゃん」は存在は知ってたけどずっと読み逃したままだったので収録されてるのは嬉しい。
  • 阿部あかね『瞳からウロコ。』
    • 池袋ジュンク堂のコミックコーナーで薦められてた本だったけど、ビブロスレーベルのためか既に在庫は切れていた。ので、秋葉原に新しく出来たとらで購入。他にも2冊出ているようだけど、今時珍しくBLで少女マンガをやってるのがいいね。久しぶりにBLを電車内で読んでて周りの目を気にしました。あととらのあな女性向けフロアはいい場所にとてもいい品揃えの書店が出来てくれてありがたい。ただやっぱこういう場所は女の子の友達とでも一緒に行って盛り上がってみたいよなあ。本屋は静かに買う場所だけど。
  • アントンシク『ガゴゼ』1巻
    • 幻冬舎ってほんとにWEBマンガ誌売れてるの? 売れてくれないと『スピカ』が休刊しちゃって船戸先生のあんだろが目標の10巻に届かないまま終了の憂き目にあってしまうので、応援の意味もこめて購入。雑誌の方は読んでないし。話の風呂敷がどこまで広がってるのかよく分からない(十二天将式神を使う敵キャラがいるけど、十二匹全員と戦うの? とか)ので1巻読んだだけだと今後の展開は少し不安が残るのだけど全体としては凄くまとまってていい感じ。ショタっ子の主人公がいきなりはらわた喰われてたり、サービスシーンがきっちりエロかったり、もちろん物の怪の描写もちゃんと出来てるし。一つ難を言うと青龍が登場当初は「久しぶりの現界を満喫したいからすぐにはお役御免で戻りたく無い」と言ってたのに少し経ったら「ガゴゼが早く人に危害を加えてくれたら自分もさっさと戻れるのに」といつの間にか気持ちが逆になってるのが気になった。