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- 原作/倉田英之×漫画/星樹『ハンド×レッド』
- サイン会にも行ったREX期待の新人さん初単行本。マガジンZ辺りでアニメのコミカライズをしてた人らしいけど知らなかった。REXもなかなか上手いこと拾ってきたと思わせる良い絵です。親友に裏切られ、100年に1度10日間のみこの世に存在出来る呪いをかけられた主人公が毎話100年の長きを省略して目覚めては人々とふれ合ったり今や狡猾な魔術師となってこちらの命を狙ってくる元親友とバトったりするお話。設定は面白いけど爽快にすっ飛ぶ時間軸のため各話が完全に独立してしまうのが少し残念。ていうか第1話の割りと深く作り込まれた舞台がすぐに無関係になってしまったのが残念。でもその辺は2巻以降で過去話が始まったりして変わってくるのかも。ヒロインもようやく出てきたので、これからに期待。あとテイルズ漫画との差別化も頑張って。単行本に関しては表紙が特殊加工・帯が斜め・デザインも結構人目をひいててグッドなのでREXもそれなりにアテにしているのだと感じました。装幀は他にリュウやエイジPureをに関わっている伸童舎というところ。
- スタニスワフ・レム『ソラリスの陽のもとに』
- “はっきりいうと、この作品のテーマはありふれたテーマ
- “はっきりいうと、この作品のテーマはありふれたテーマ