雑感とか


今年、というか12月は自分が今までマンガを読んできた姿勢を改めて考えさせられ、そして肯定されたように思えて感慨深かったです。具体的にはエロマンガにおけるゴージャス宝田の『絶体絶命教室』と『キャノン先生トばしすぎ』の発売、とくに後者の作品の素晴らしさ、話題性、それにまつわるエロマンガファンの熱意について思いを馳せると、(自分はそれまで作者のマンガを読んでいませんでしたが)漠然と満ち足りたような気分になります。


今までエロマンガは何となく読み漁るのを躊躇していて若干のコンプレックスみたいなものがあったのですが、こっちのジャンルにはちゃんとエロマンガが好きなファンがいて、エロマンガをしっかり読んでいる、面白いものを面白いと反応する、そういう姿勢が無駄ではなく正しく受けとめられる、といったあるべき構造を見ることが出来ました。これはとても良いものです。自分がその中にいればもっと良かったかもしれないけれど、傍観する立場でも悔いはない。今後もエロマンガは無理せず先達に任せ、自分はぬるい立場でいてもいいんだ。


てなふうに安心していたんですが、今日コミケで出た、サークル「愛と青春の微温湯」の2007年下半期エロマンガ単行本ランキングを読んだら、やっぱもっと積極的にいこうかと気分が盛り上がりました。エロマンガ読みたくなる。ランキング本はこうでなくっちゃ。