2日目


結局昨日印刷したハンドアウトは一度も見ることはなく、おととい買った10冊の単行本を消化して1日が過ぎた。乗り換え以外の移動時間はずっと読んでたからなー・・・ていうかまだ消化しきれてない。何かランキングに彩を添えるものは無いかと途中寄った本屋で探してみるも、特に無かったので苦し紛れに買った「ChuChu」がかさばった。休刊号はこの次なので、まだ移転先の情報とかも出てないし。「宵之草子」の総集編なるものが載ってるMystery Blancを買った方が良かったかなー原田先生がHPで言及してる出版社ってどこかなー。


「1誌1作」の縛りというやつは、「雑誌の中での1位」たちを決める、1位だらけのリストなのだと思うことで、ランキングに付随する上下優劣づけの虚しさから逃れる術として働く。このあたり既に評価軸に一貫性が無い。でもダブルトリプルスタンダードの方が、作る側としては納得しやすい。「こっちの作品は連載開始したときの印象がとても良かったけど、既刊で特に思い入れがある作家ではないし、正直最近の雲行きはちょっと心配」「こっちにすると流行りのイロモノ一発ネタではあるんだけど、よく続けてて貫禄ある、しかしこのジャンルから1冊となったときセレクトとして正しいのかよく分からない」 とか後ろ向きな考えが出てきたとき、「将来性」「瞬間風速」「安定感」「ジャンルに占める地位」「ネタ方向の強度」「入れるべきタイミング」 とかのファクターが出てきて、高度に政治的な判断を下してくれる。
ただ頭の中でいくらこね回しても、最終的に形になるものは30作品の順番だけなので、自分の中の言い訳を汲み取ってもらいたければこうして文章で蛇足をくっつける羽目になるのだけど・・・