近況:銀座のシャネルネクサスホールで昨日まで開催してたフランソワーズ・ジロー回顧展に行った。ピカソマチスと親交のあった頃の絵は、多才で器用なんだなあくらいの印象だったが、50歳過ぎてからの最近の作品が予想以上に良かった。ばあさん米寿を越したってのにまだ成長期って感じですごい。
マンガ的には、たまいまきこの『絵画修復家キアラ』の3巻が出たら(出てください)、巻末でピカソをこきおろす人として登場しないかなーとか妄想した。『絵画修復家キアラ』はまさに女流絵描きの話なので(キアラのモデルとなった画家はアルテミジア・ジェンティレスキで合ってるのかな)、かなり作品テーマとは相性が良い。そういえば2巻で扱ったラファエロの《一角獣を抱く貴婦人》もいま実物がボルゲーゼ美術館展で拝めるわけで、別に観にいく予定は無いけど宣伝広告を見るたびに少し感慨。


購入予定を作ろうかと思ったが、4月は中旬までマンガ買えなそうだからその頃にしよう。