布団被って寝て汗びっしょりかいて起きるのを何となく爽快に感じていたけど、流石に布団は今日でやめることにした。今年は暑いわりには体力的に堪えてない。自分の限界がよく分からない。


とはいうものの土曜にセルバンテス文化センターに行ってきたときは、節電を理由に空調の切れた密室でスペインコミックの展示を眺めているうちに疲れと共に眠気が襲ってきてやばかった。肝心の展示内容だが、ちょっと期待しすぎたかな。スペイン本国での昔の展示をそのまま持ってきて、解説に和訳を付けただけってのは……。"Arrugas"のPaco Rocaの紹介が当然あるものと思ってたんだけど何もなくてかなり拍子抜け。オープニングトークで小野耕正が言及してる(聞いてないけどこれは断言出来る)からいいのか?


凄く表面的な物言いだが、コミックに文芸の側面を求める読み手がいないと、写実的な画力がある人の立ち位置って絵本かエロに流れてしまうんだなあとミゲランジョ・プラドの作品を眺めて思った。あと、日本のマンガの輸出はどのくらい海外のコミック文化を駆逐したのかなあとか。