新宿に行ってきた

親との用事だったけど計算通り2時間ほど早めに着いたのでパルコの青山ブックセンターに行く。半年振りくらい?「新宿/パルコの/ABC」といっても二つ存在するけど南口出て右の方。床が板張りじゃない方。単行本を立ち読みしまくる。

砂糖 やたッリン敗北ッ史上最速ノックアウトッという読者の大半が待ち侘びていた展開に胸のすく思い。でも頭のいい作者はその辺も計算ずくであって、そういうトコロが心底嫌いです。だって新井英樹の野郎、自覚してて「主人公がウザいというお便りを沢山頂きましたがバネにして頑張りました。みんなありがとう!」みたいな後書きするつもりなんだぜ!?

絵馬 単行本買ってないので4巻読破という外道行為を試みる。ごめんなさい。思うにビームに於いて30分4巻読了が可能なマンガって珍しいような。面白いなあ。コミティアンドリーム(本当にそういう造語が存在する)の代表格。オバさん臭いメイドはほっといてエレノアたんの赤面を見せてくれ!でもエレノア姉のお姉ちゃんパワーは蛇足だと思った。まあ作者の姿勢の半分は萌えマンガだしね。

エロf(遅!) K−モヒロウ先生は本当に描きたいことやってるだけ。ヒネリゼロ。ヴァンデを超える傑作を待ち続けますよ。だから今は描かなくていいから。中村明日美子は貫禄がついてきたような。「コナリミサト」て新人の読みきりもよかったよ。雁須磨子がおじいちゃん萌えを描いてて凄いと思った。みんな読め  といっても攻め的役回りのじいさんってのも微妙だと思った。

少年コウヤ かわかみじゅんこではない。文庫版の一巻の途中まで。『Period』の刺すようなシリアスさが無いので意外だった。正直タイトルだけで「SF物? ファンタジー?」と想像してた。読んだ量が少なかったのでなんとも言えないけど「天上人のように華やかな、一つ上の憧れのセンパイ達による最高の文化祭や卒業式」ていうのは一昔前の少女マンガの共通イベントなんですかね。この前紡木たく読んだときもそうだったんですが。少女マンガでは不可避テーマである恋愛沙汰がドライに描かれてていいと思った。


2時間が過ぎて東口まで行こうとして、新宿駅構内は通過できないことを思い出した。とりあえずモザイク通りから西口まで出てみたが、新宿ガード下まで迂回するしかなさそうだったので切符を買った。南口で甲州街道沿いに渡ってしまうべきだったようだ。

帰りの電車でスーパージャンプを読んでるリーマンがいてなんかヤダなあと思ったけど、尾玉なみえ読み始めたので尊敬に値すると思った。君は有望株だ!