今日

まちに待ったサイン会。『コミック星新一☆空への門』発売記念の、川口まどか鬼頭莫宏鈴木志保合同サイン会に行ってきた。目当ては勿論モヒロウ先生。あとの2人はモヒロウと同様にコアなファンがいるということくらいしか知らない。『船を建てる』は昔、改装する前のルミネ1号店のABCで立ち読みして拒否感を覚えた。怖ぇんだもん。改装後は読む機会もなくなってしまった。コミック星新一のカバーイラストを鈴木志保は描いているが、かなり万人向けになっていたので少し驚いた。そのうち『船を建てる』を読破し直したい。

サイン会の催される渋谷ブックファーストで、整理券の番号順に並ぶ。自分よりも番号のはやいキショイ人が7人もいるというのは色々嫌な気分だ。整理券の裏に自分の名前を書いて下さい、という店員の指示に対し、「名前、入れて貰わないといけないんですか?」という人が結構多かった。名前入れなきゃヤフオクにでも出すつもりなのか?でもそれほどペイするサイン会とも思えない。そうこう考えているうちに3人がぞろぞろと入り口から入ってそのまま階段で我々が見てる横を降りていく。ヒー、ナマモヒロウだよ!ファンなので思わずして口が緩む。前にアニメ『なるたる』の原作者インタビュー映像で見たのと同じ人間だぜ!

本を手渡され、三方それぞれに好きなページにサインを描いてもらうという段取り。前の人のサイン待ち間、カバーかかってない単行本を持つという時間が生まれ少し精神的にまいる。悩んだ末、ポピュラーに表紙折り返しに描いてもらう。「アフタヌーンで新連載の予定とかあるんですか?」「ええーと、無いわけじゃないですけど僕の生産ペースのことを考えると…」「いやいや、期待して待ってますね」グジョブ俺!粘着へのワンステップクリアー!  抽選で1/2の確率でサイン色紙が貰えるという鼻血モノの企画があったが、撃沈した。マジ鬱。でも1作家5枚で、モヒロウの色紙は8人目俺の時点で既に1枚しか残ってなかった。整理券発行は150枚だが、最後の方の人は色紙の存在自体知ることが無かったのではないだろうか。

3人共絵入りサインですこぶる時間を使っていた。秋田書店が結構力入れてんのかな、と思った。あと、モヒロウの描いた『空への門』に出てくるオモチャが、星新一のサイン絵「星鶴」を真似ていると後で知った。そんな細かい釣りギミック、流石モヒロウ先生ですね!しかしこの3人、特に鈴木志保とモヒロウってなんか関係があるんですかね。

それはそうとこれ以外に秋田書店のマンガ持ってないような気がしてきた。