自分で言うのもなんだけど私ってなかなかはなもちならない奴だと思う

ブックオフ榛野なな恵の『卒業式』を400円で購入。悶え転げそうです。うわーこういう子だよ!こーいう協調性の薄皮の下にわずかなプライドと高い感受性を秘めてる子!そんで声に出さない独り言多すぎる本当は超内向的な子!お前らみたいなのが一番「今夜、とにかく陵辱が〜」っつーか犯したいんだよ!と、思った。正直、噂に名高いパパ・ミーの榛野なな恵なのでもっとひねくれてるかと予想してたんですが…読んで思うのはもうヒロイン共の思考がたまらなく愛おしいというのと、その誉れ高い「魚の死んだような目」を思う存分穢してやりたいという2つでいっぱいです。冷静ではいられません。「将来の夢は女子校教師になって榛野なな恵作品のヒロインを看破してかつ奴らの無軌道を微笑ましく受けとめてやることです!」登場人物と連載雑誌購買層の年齢の開きを無視できないというのがよく考えると悪夢なんですが。コレを真っ当に楽しむというのはどういうことなのか想像するとかなり気色悪い気がしますよ?


MAGAZINE BE×BOYを読んだ。どうも最近寿たらこがうまいような。「すてきな主婦たち」を読んで、こうの〜の『長い道』最終回を読んだ。わたなべまさこが載っていた。あとブックオフ村野守美『情炎の点滴』(久保書店のリターフェスティバル)があって、ちょっと読んで僕の嗜好が30歳老いていたらかなり好きなんじゃないかと思った。こんなかんじ。今日は一昔前のマンガに恵まれていた一日でした。他、『五年生』の4、5巻を読んで大喜びしたり。「これが代表作にならないようにします」が見事実現されてすごいですね。そう思うと『げんしけん』連載前の意味不明な爆弾とデブの読みきりがなんだか泣けてくる気がする。


生協でキーパーと零蜘蛛と、冬の2日間について話してたら、相席していた2人の人が僕らのトークに嫌気がさしてか、「時々この大学を心底辞めたくなる」と云っていたのがとても萌えでした。お前の手さげ袋に入ってるの『新暗行御史』じゃねーか!