We perished, each alone(われらは滅びぬ、おのおの一人にて)

TMRの人は昨日の夜スーパーサイズミーつーマックに物申す的映画を見てさらにマックを堪能するというバカ企画をやっていたんですが、僕は辞退して直帰。帰りの電車でイヴニングの『神の雫』ってワインマンガ(今確かめるまで作者は甲斐谷忍だと思ってた)を読んでるおじさんがいて、その人は読み終わったあとさらにその連載の次ページにあったコーナー「今夜使えるワイン談義」をね、切り取ったんですよ。ビリビリと!かっこいい!帰って誰にそのウンチクを喋るんだろう、と見ていたらおじさんは次に「大人の休日」つー雑誌をカバンから出したんです。なんてスキの無い。「Ku:nel」とかも読むんでしょうか。スローライフが趣味でマイ温泉とか好きそう。あー外がくそ寒い。家で飯食ったらなんか物凄い疲労感が出てきて10時半頃に寝ました。


宙出版の動向が最近読めないんですが・・・何で藤本和也? そのうちコジマケン? くらいしか予想連想できない・・・


コジマケンといえば『奥様はネットワーカ』が講談社から出たんだけど、「メディアファクトリーから出た小説をノベル化」って何? メフィストが「ノベル」であることにそれだけ重きを置いているということなんだろうか。「漫画をコミカライズ」とかもアリなのか? わけの分からないことが多くてほとほと。


今日は8時に起きて大竹ともの『ナチュラルプレイス』を読み直してみる。面白かった。やおいなんだがカラミに至るまでの描写はあんまし。カラミもあんまし。面白さが掴めないなあ、と思いつつ時々出てくる女性キャラが激萌えであった。「女性自身」の『ハードナッツ』はいつ頃から連載してるんだろう・・・


上遠野先生の『禁涙境事件』を買ったけれどまだ読んでない。生協で買ったヴァージニア・ウルフの『灯台へ』(岩波文庫御輿哲也訳)にハマってた。『キュー植物園』もわりと好きだったけど、この作品は流石代表作ですね。もう一回読むか『ダロウェイ夫人』に行くか原典に行くか・・・正直僕が今まで読んだ活字でベスト3に入る面白さでした。貧相な読書暦ですが。一位はひょっとすると上遠野先生かもしれませんが。淡々々々と続いてく描写がクセになる。あと第2部の最初のアレはかなり驚いた。引き合いに出すことではないがミシマの『潮騒』とかもうこれに比べたらごく普通のボーイミーツガール。元々そういう内容なんだけどっつーかアニメ化されてるとはサイコウ。


昼に家族で行った渋谷のセルリアンタワーの「szechwan restaurant 陳」が人生でベスト3に入るうまさでした。というよりメニューにハズレが無かった。何食っても美味しいと感じられたのです。この店が赤坂の「陳麻婆豆腐」と同じ系なのかはよく分かりません。そっちは行ってません。あー受験生の方はセンターお疲れ様です。