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だんえた4話終了。ローグ系ゲームと「ボス」という最終目標が実は相性悪いんじゃないかと思った。他のローグゲーとして唯一僕の知ってるトルネコは地上と行ったり来たり繰り返す金集めが目的だったからそう感じるのかもしれないけど、どうもボスの攻撃に品が無い。これはボス到達時の持ち物に依らずある程度の難易度を維持するための策なんだと思う。それでも無敵草×2があればまずOKというのも…まあそれだからだんえたもシナリオモードはメインじゃないわけだが。で、製品版買うには至らないのでだんえたはこれにて終了。


「IndeTerminatePLUS」をやろうとして顔グラと語り口に耐えられなかったので「今の風を感じて」に逃げる。語り口の居心地の悪さは健在だったので会話ほぼスキップでクリア。だから内容はよく分からないが、戦闘システムは悪くなかった。通常のバトルで「この敵だけ集中攻撃すればそいつのターンが回る前に潰せる」というRPG慣れた人はみんなやってる戦術を明示化したというので多分正解。つっても1ターン撃破出来る敵は殆どいないが、敵ターンまでのゲージ表示と敵の行動が1ターン前に知らされる形での戦闘は慣れると結構楽しい。が、慣れ過ぎるとやることがパターンになってしまい通常よりもコマンドがぐっと少ない(攻撃・防御・回復・MP回復の4つのみ)のでかなりだるい。隠しボスも強くなかった。語り口の微妙さは同人臭いというかキャラチップで漫符の青筋・汗・沈黙を多用しまくってるのに起因してる。作者の趣味っぽいのでこればかりはしょうがないか。


会合に来たらダカーポは何故か知り合いの印刷を手伝っていた。僕の3ヶ月分くらいのマンガを買って持ってきていたので読ませてもらう。高遠るいCYNTHIA_THE_MISSION』1巻がヤヴァかった。どうヤヴァいかというと本来3話くらい使って凡作になるべき内容をプロットだけ引っこ抜いて1話に凝縮しているのでプロット間のつながりや補完は妄想してくださいという投げっぷりが実は昨今における画一化した物語の蔓延という病理に対する巧みなアンチテーゼとかではなくて単に表現が下手なんだがまあそんなことはともかくこの絵柄があれば何の問題もなかろうと思った。内容がどうであれ絵柄は第一線で活躍出来そうなのでどうとでも出来るさ。ファウスト系かどうかは知らないけど。


高野真之BLOOD ALONE』も結構ヤヴァくて内容が元同人なのはともかく絵が少しダメになってる。『ブギーポップ・デュアル』を今見てみたがそっちの方が読みやすい。登場人物の目が黒く塗り潰されてて作品全体でも黒が基調なんだけど、その設定に絵柄が負けてる。特に目から表情が抜け落ちてるYO無表情ですらないYO。同人フォーマット転用ぽいコマ割り無しの回は萌えたよ。


その後シノザキさんが新入会員さん(河合杉さん曰く)を連れて現る。横耳に入ってきた「『ラ・クィンタ・カーメラ』は6点どまり」「『ニア・アンダーセブン』面白くない」というのは凄く同意。コソビニって2chじゃねーかしょうもなって思うのが多分間違いなんだけど。でも安倍吉俊はときどき変にシリアス物描いててつかめない。僕の中ではシリアス方面描いた分だけ彼の株が下がります。あと今思ったんだがオノ・ナツメ『ラ・クィンタ〜』は西岸良平作品と通ずるところがあるのでダカーポに今度貸す。西岸良平読んだことないけどな!


次はムンホイ、の前に梓999かな・・・ツクール2000作品に慣れてもう自作のキャラや音楽よりRTP素材(ツクールに内蔵されてるデータ)の方が愛着を感じてしまいます。つーかキャラチップ・顔グラがRTPだとスターシステムを見ているような気分になる。今度は悪魔からスパイの役か! みたいな。