たかがエロゲーごとき、されどエロゲーごとき

会合でビラ制作完了。そのあとシノザキさんらと合流して居酒屋へ。予想していたことだが、エロゲーの話になる。


酔った勢いで僕は日頃のダカーポ弄りが加速して絡み酒まくってたが、このときの四人テーブルで僕、ダカーポ、てんくさ、だわさんという組み合わせが順に絡み、守り、なだめ、まとめ、の役割になっていて、会話議論が袋小路に落ちることなく多彩な広がりを見せてとても楽しかった。テーゼ・アンチテーゼ・ジンテーゼの3つに合いの手が加わったかんじ。


昨日色々書いたが実際には僕が4人の中で一番エロゲー経験少ないので、絡んだ内容はだいたい「新しいジャンルに足をどう突っ込んでいくか」ということにシフト。「リーフのゲームを全て終わらせた後はねこねこソフトを制覇するんだ」というダカーポの行動が僕には不毛に見えて、せめてもう少し方向性の違うものにしたらどうかと提案したんだが、物凄いガードの前に手を引かざるをえなかった。

「評判を元に色々なメーカーやゲームを手当たり次第にやって、気に入ったのがあればもう少し深くやってみる。ある程度自分の傾向とそれに合致するメーカーが分かってきたら、それを土台にして全体的に掘り下げていく」というのが(あまり意識したことは無いが)ゲームに限らず新地開拓するときの僕の姿勢だが、ダカーポ曰く「自分は手を付けたら面白い如何に関わらずコンプリートしないと気がすまない」ので相違が出るのは自然なこととなる。でもそれって凄い辛いんじゃないか? まず「完全に」やり終えてから評価を下せるという姿勢はマンガでいうなら「あずまきよひこを読むときはA−ZONEの同人誌まで全て目を通す」「ガンガンに手を付けたら創刊期からの全単行本を読破する」ということになる。「講談社のマンガを読むなら以下略」ともいえる。あずまきよひこが好きでもなくて、そんな暴挙が出来るわけない、つーか僕はムリだ。

そう考えるとダカーポのマンガ遍歴を想像しても彼がそんな過酷なスタンスを自らに厳密に課しているというのは単に僕の過剰な絡みに対抗する過剰な方便であって内心は「いいからほうっておけ」じゃねえかなあとかそういう殻を作ったのはTMRでエニクサー呼ばわりしすぎたせいじゃないかとか正に「ほうっておけよ」とたしなめられるべきことを考えてしまった。

僕がそんな強制したり心中察するのは大変下卑ているのでこれ以上は慎むんだが、途中で「会誌に新刊紹介するのは自分の自己満足であって読んだ人に残すものなど何も無い」というのだけは僕の煽りに対する勢いでの発言でしかない、いやそれだけは撤回を迫りたい・・・



その前にネットの情報の是非の話もあったんだが、ダカーポが人権保護法案知らないのはマスコミにその情報が流れないからであって、それはネットを見ないダカーポが悪い、なんてことは無い。まぁそういう事実があるってだけでも、もうネットから目を背けていられるような状況ではないことが分かる。コトが情報に関するとき、知る知らないの2択では無条件で知ることが絶対のプラスとなるのだから(その情報が偽であったとしてもプラスゼロ)。



ガッチンポーのキーワードリンクで人が来るが、はてなで誰も昨日のガッチンポーについて詳しく書いてないよ。昨日の最終回の話はむしろ僕が知りたいよ。あと滝沢麻耶HP開設してることを知ったんだが、プロフィールがはてなのキーワード解説と全く同じでびびった。びびったというのはこのデータが不完全(コミックHでもう1作描いてるはずだが僕は何号掲載か分からなかったので記さなかった)だからで、多分作者自身いつどの短編をどこに描いたかなんて憶えてないんだろうなあ。ファンてキモいよね!




「たかがエロゲーごときに金を払うだなんて」「たかがエロゲーごときにすら金を払えないなんて」


追記:コンプエースを読ませてもらったんだが、「母は強し」が載ってたのに少し驚いた。あとみかにハラスメント普通の本屋にはないのでしょうか。