月刊チャンピオンの『B.M.N.(ブラックマンデーナイト)』を読んで、よく分からん違和感。フキダシじゃない解説文(用語知らない。カベ書きとかそんなだったと思う)が実況中継+体言止め+言い換えれば解説文句の流れを無視して途中で絵が入ってきてぶった切る が凄い新しいわけじゃないけど何か下手糞なラップ聴いてるような気分になった。ちなみに今月号で第一部完(not打ち切り)だった。



去年使ったテキストでのジョルダン標準形の仕組みをやっと復習終えた。最後にMuPAD駆使して9×9正方行列でJ(2,4)+J(-2,3)+J(4,2)のジョルダン標準形になるものをプロセスしてみた。こういう無茶が容易に出来るのは10年間での進歩だよなあ、と適当に思った。

やってみたら、テキストの解説では「一般固有空間分解での f 表現行列化→それぞれの小行列・制限 f 表現行列についてベキ零写像と見て各々ジョルダンダイアグラム構成→そこから基底をとって再度制限 f を表現し直すことで全体としてジョルダン標準形に」という手順だけど、実際にやるときは「一般固有空間分解の際に、それぞれの基底の増え方を調べる→そのままジョルダンダイアグラムを作れる→ダイアグラムの順に基底を取っていけば、その基底で f の表現行列がジョルダン標準形に」という具合で、矢印は同じ3つだが計算量としては半分くらい。初めからうまく基底を取るので表現行列をとるのが1回少なくて済むのだった。究極的には「 f の一般固有空間分解での表現行列がジョルダン標準形です」なんだけど。


それだけ粘って半分くらい理解できた気がする。結局は対角化も直和分解がしたいのであって、固有ベクトルが写っても平行とか n 乗計算が楽々なんていうのは副次的な性質だと、思う。いつかこんな風に理解できるようになるといいな。



昨日出来なかったことを穴埋めするべく2限で帰宅したけど、結局予定の半分も終わらない。1つのことに根をつめずちょこちょこ色んなことを進めていく器用さが必要だなあ、とか1年前に理解するべきことをちょっと納得した。明日出せる金属錯体合成実験レポートの解説に近い内容を今日の化学の講義で説かれたので、今からレポート書いちゃろう。でも参考実験しなかったからほとんど活用できない…