ここんとこずっと「LA−MULANA」をしていたのだが、全体の7割くらいまでプレイして断念した。もうムリ!ぼくは今のヌルゲーがお似合いです。MSX時代のめちゃ非良心的なゲームをするスキルはありません! 最近やったフリゲの作者サイトで、もう新しいゲームは作らないんですかというBBSの問いに「中古のスーファミの名作が千円で買える現在、フリーのゲームにどれだけの価値があるのかと考えてしまうと、作る意欲がなくなってしまうのです。たぶんゲームの新作はもう作らないと思います。」という答えがしてあり、ありゃあと思ったことがある。タダより安いものは無いと片付けられる話でもない。ビジュアルではプレステにだって到底勝てず、かといって過去の名作の人気はまだ根強い今現在、フリーゲームって中途半端な立ち位置なんじゃないの? ・・・という指摘に対して、LA−MULANAというゲームは1つの反例になっていたような気もする。スーパーマリオより先に生まれた8ビット時代のMSXゲームをリスペクトしたこの作品は手加減なしの難易度でオリジナル(ガリウスの迷宮)を超えたボリュームを持ち、中途半端どころか圧倒的な存在感と主張の強いゲームだったからだ。大体、洞窟物語だって自力で5日間でクリア出来たのに、攻略サイト頼りながら20日やって終わる気配が見えない謎解きアクションって何? 気合入りすぎでしょ。そんなわけで自分としてはクリアしておきたかったんだけど、ちょっと、もう疲れました。今のゲームはヌルくなったんじゃなくて消費者のニーズに合わせて進化してきたのだと悟りました。そうじゃないと云っていいのはこのゲームを自力クリア出来た人だけです。


そんなこんなで今は「CUBE!(らくがき工房)」をプレイ中。戦闘システムがなかなか。