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今日読んだ雑誌と本
- チャンピオンRED
- おねがいネタは何も変わってないが、羽海野千力はどうなのか
- LYNX
- なんとなく地位が固まってきたような。今号はそんなに目を引く作品は無かったですが。あと、同人臭いのがいつものように入ってた
- ウルトラジャンプ
- リンゴォとのバトルもわりとあっさり終わった。もうひとひねり期待してしまうが、今までも道中の中ボス格相手にはこんなもんだったかもしれない。でもそこでラスボスは期待していいのかどうか分からなくなってしまっている自分。この世にスケートさえ無ければ央先生も…と思った
- ゼロサムワード
- 電撃大王
- 相田先生の絵が段々うまくなっている。と思う。ティアではkashmir氏の隣にどっかりと座っていた渡辺僚一氏が印象的だった。嘘だが
- 中大げんしけん『gumi08』
- まだ全部は読み終わってまつぇん。昨日リストに載せ損ねたのは、うちの売れ残りで回収した新刊と表紙色が同じだったため。ごめんなさい、実はまだ全班員の顔と名前が一致していないんですが、サオ♂さんのマンガを参考におぼえます。そして使用します。特集図版のガンスリの絵にハッとした。昔はこうだったんだよなあ
- サンデーGX
- 久しぶりに吼えペンを最後まで読んだ
- プチコミック増刊
- 一井かずみ好感が持てる
- HertZ
- 京山あつき久しぶりに見た。自分もいっとき好きになって黄毛あつきの方まで揃えたことがあったが、正直このカエルのような目は味と言い張るつもりなんだろうか
- 少女コミックCheese!
- 青木琴美先生の素晴らしさには頭が下がる
- コミック刃(正しい誌名分からん)
- 巻末の小池先生の奴が必見
- 小川一水『老ヴォールの惑星』
- ウルフの原書読んでるとつくづく思うんだが、普通の本っていい速度で読めるなー。あとマンガより時間がかかる。日本人なら和訳の障害も無いし、と思ってイーガンではなくコレにした。1つずつ感想を書いてみます
- ギャルナフカの迷宮 ファンタジーぽくもありゲームぽくもあり。設定説明もよく、すぐに興味が持てた。途中から「この人、登場人物が好きなんだなあ」と筆がのってるのが分かる。そう思ってこっちは冷めてしまうようなこともないけれど、人間関係や各キャラの描写はそれほど巧みでもないので中盤からラスト前までの展開は薄味。あと(ねたばれ)p48の辺りは少々無理があると思う。でも「地下迷宮を攻略しよう」という一種ローグ的な面白さはあった。ラストはやっぱりどうってことないけど。ちなみに自分にとって「SF・地下迷宮」といえばアチュアンの墓所です
- 老ヴォールの惑星 いわゆる異星人を主役にした物語。生態の説明はなかなか面白かった。途中で「今までこれこれの方法でしか試みてなかったけど、この方法もあったよね」「そうかやってみよう」というわざとらしすぎる会話にはつっこみを入れたくなった。多角アプローチしないなんてありえない。異星人の口調がなんだか少年ぽくて全体的に対象年齢が低いような印象を受けるんだが、「生物の存在する惑星はこの広大な宇宙に1つじゃない」というわりと好みのテーマなのでよかった。
- (タイトルがねたばれぽい) 自分はこの3作目のタイトルを見逃したまま読んでいたんだが、と言い訳をするが、どんでん返しをかなり早い段階で見破れて嬉しかった。というか、「その設定はまずいだろ」と思って「作者が物凄く安易に走ったか仕込みをしてるかだな」とみたら想像した通りの仕込みだった。だから、別に悪い評価で言っているわけではない。この前テッド・チャンを読んでいたときも思ったけれど、キーとなるガジェットをどう潜ませるかってのは難しいですね。というかお手本のように構成されてると逆に見え透いてしまう。ミステリと違ってSFはその辺神経質にはならないんだろうけど。内容としては恋愛ものに終始していて、キャラクター好きなんだなあと思った
- 漂った男 餓死の心配のない無人島でどう過ごす? という楽しいシチュエーションを書いた作品。勿論それだけでは孤独発狂してしまうだろうが、ここでは海水の栄養価が高い&ハイレベルな無線機みたいなものが通信可能で、主人公と救難隊基地の中尉との会話を主にして物語は進んでいく。つまり餓死も孤独死も無い非常に楽観的な遭難ケースであるが、一方で不時着した惑星は海水のみののっぺらぼうでやたら大きいために遭難地点の特定・救助が非常に困難でありほぼ永久遭難が確定したという色々楽しい設定になっている。これだけでもわりと面白いけれど個人的に救難隊の中尉と主人公のBL臭が最高だった。ごめんなさい、会話だけで絆が深まっていくとか大好きなんです。おおまかな展開は「もっと絶望的な状況になれ」という読者の無言の圧力に応える形になっていて溜飲が下がるし、その間に2人の間柄も深まっていって萌える。この2人のSS読みたくなった位に楽しんだんだが、ラストは作者の限界かなと思いました。いや、順当かなとも思うんだけれどやっぱりここはもっと極限的なプラトニックなものを重視してくれたら良かったのにい。
- 総じてチャンより良かったです。が、点をつければ7/10くらいです。雑誌でこれが載っていればとても面白く読んでしまうのも分かるんだが、しかしこれで「ベストSF国内篇1位」なんて帯がもらえるのか…SFよりマンガが好きという偏向なだけなのかなあ。あ、『アド・バード』は中1の頃読んで結構好きだったけど。この作者は根っこがキャラクターなのでそっちの方面でどんどんやってもっと面白いのを書いていってください。BL妄想無しで感情移入させるくらい露骨なジュブナイルぽい方が僕はいいと思います
- ウルフの原書読んでるとつくづく思うんだが、普通の本っていい速度で読めるなー。あとマンガより時間がかかる。日本人なら和訳の障害も無いし、と思ってイーガンではなくコレにした。1つずつ感想を書いてみます