試験あといっこ。帰りがけに友達から「位相のレポートやった?」と訊かれ、存在を知らなかったので狼狽した。「レポート内容はHPに出てるからすぐ分かるよ」と言われたが、肝心の講義HPがどこにもリンクされてないので死んだ。が、数学科進学生のクラスページを、これまたどこにもリンクが貼ってなかったけど(というかメールで連絡されたアドレスが不完全だった)探し当ててようやく事なきを得た。こんな時だけ役に立つ自分の応用力と検索力が…

最近読んだ本

  • びっけ『BAKU』1巻
    • 前作『真空融接』から進化して今度の単行本カバーはマット加工だ!庶民感覚の高級感。でも内容はそんなに進化してないような。右上から左下へ大きくページを2分するコマ割りが多いのは何かこだわりなんだろうか。舞台設定をファンタジーにするにしても、能力者が何人も師弟を組んで話が進むようなわりと王道タイプよりは、2人や4人がそれぞれくっつく程度の恋愛ものの方がストーリーをコントロールしやすいってことだろうなあ。決め台詞シーンも演出が地味でどうも盛り上がりに欠ける。カラー口絵は印刷が悪いみたいで惜しいですね
  • 原作稲垣理一郎 漫画村田雄介『アイシールド21』18巻
    • セナの正体がバレた巻。もしくは鈴音ブーン。週刊誌の漫画は本筋は憶えてても内容の細部を忘れきった頃に単行本が出ていいね。赤羽とコータローのキャラがよく動いていて、今までの単行本の中でもギャグが豊富で面白い巻だと思う。「面白いけど王道過ぎて展開が読める」とか嘘ですよね? 「どうせ神龍寺ナーガにも勝つんでしょ、雪光が活躍して」くらいの読みが出来るっていうのはむしろ話の構成がしっかりしていることを意味してると思うんですが。「もしかしてカマキリに負けちゃうの?」という面白さはないですが。マンガが昔っからのスポ根マンガのいいところをとってきているために「王道」だと意識しすぎて「展開が見え透いてる」と感じるだけであって、大筋をつないでる細部の内容は決して予想がつくような安易な流れにはなっていないよ。  で、親にこれを見せたら「グラウンドの描写が薄っぺら。この人、絵が下手ね」と言われてキレそうになった。見る場所そこじゃねえ! ほんと、マンガの読みかたってあるもんだなあ。そういえば荒木先生もそんなことを書いてたっけ…

「友達の前じゃ『僕』なんて言わないじゃん 『俺』じゃん? なんとなくそうなってくじゃん?」 読んでてこの科白がいいなあと思った。