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最近読んだ雑誌と本

  • 別冊花とゆめ
  • 木内たつや『はちみつの花』
    • 蜂蜜色の髪といえばはにろ。はにろ読みたいね。表題作はありがちだったけど同時収録の短編「銀幕スタァ」は結構面白かった。大正系って微妙に流行っぽい？
  • 西山佑太『ファッションリーダー今井正太郎』３巻
    • 独特の絵柄で暑苦しいキャラを描ききりました。四季賞作は毒気が逆に無くてあまり好きになれなかったけど、この作品はオンリーワンとしてレベル高いと思う。これからフライドポテトのことは「いも」と言います。
  • 日下孝秋『ポチの幸せ』
    • 上田信州に似た絵ですね。ジャケ買いであまり好みではなかった話だった。０３年から続いてるとは。
  • 小笠原宇紀『Nightmare Fortoress〜魔神の城塞〜』
    • 魔神さまは美麗すぎてやばいねー。冒涜レベルだけど作者は人の話より神の話を描いた方がトンデモで断然面白い。特につくも神。
  • 葦珈のぞむ『常夏恋模様』
    • 恋愛白書パステルで面白い作家ってこの人くらいです。が、この単行本はちょっと外したかな…痔の話で「職権乱用でセクハラしただけじゃないの」としっかり反論する辺りがいいね。「こんな男のどこがいいんだ」という作者の本音（推定）が出てますね。それと今までは何か大きな勢力に沿ってそういう発言をしているのかと邪推してましたが、女装少年というのは単にやごさんの趣味なんだと気付きました。ごめんなさい。
  • 藤澤勇希『メトロ・サヴァイヴ』
    • プレイコミック連載なんて買うの初めてだ。そして秋田書店のマンガを買うのも３冊目です。買ってからB.M.ネクタールの作者だと気付いた。今のとこ超生物や超能力とかＳＦ臭い要素無し。ビル整備の冴えない主人公が身一つでどうにかしていく展開が面白い。「ドアフレームが曲がってる…」なんかモノ作りっぽいですね。閉鎖空間のいざこざは誰が描いても似たような感じになりそうだけど。あと昨日まで従ってたサークルの先輩を３人がかりでリンチにしてしまえる神経は相当病んでます。
  • カラスヤサトシ『カラスヤサトシ』
    • 愛読者ボイス選手権はアフタヌーン全連載の中でもベスト５に入る面白いコーナーなので（毎号全柱読んでる）必然的にこの作品も面白い。ほんとはそこまで関連は無いわけですが。読んでいくと作者自身のキャラの出し方が固まっていくのが面白い…かも。巻末の担当との対談はひねりない険悪さで読後感やばい。
  • 木尾士目『げんしけん』８巻
    • 最終巻とは思えない表紙だな…と思ったら普通に続いてた。４８話と４９話が微妙につながってないのが逆に怖いよ。
  • 花とゆめ・別冊花とゆめ・LaLa・メロディ共同編集『めざせ☆デビュー！―第30回白泉社アテナ新人大賞受賞作品集―』
    • 買っちゃった。今仲らく『シビア王国へようこそ！』が結構面白かった。
  • 亜桜まる『090〜えこといっしょ〜』２巻
    • この作者のセンスはかなりのものだと思います。作中のイジメ文句が意味不明にリアルでハジけてることとか今週号で言うなら初出の不良がムダにイケメンで大ゴマなこととか。
  • オノ・ナツメ『さらい屋五葉』
    • いくつかの扉絵は版画みたいで格好いい。絵柄がツボでないとこの話は魅力が半減です。主人公が単なるヘタレで薄っぺらくみえちゃう。オノ・ナツメはもっと頭身低いほうが好きなんだが…絵の文句ばっかですね。