TMRのはなし

内輪話なので、たたみます。
TMRは今回なぜかヤバいみたいだったので、掟破りの横槍介入で力になれればと思っていたんですが、結果的には混乱を強める方向に加担してしまったのかも。
凄く楽観的な見方をすれば、脈々と受け継がれ補強されていったリスキーな因子がここにきて実を結んだ、という気がする。個々人に責任があるところもめっちゃあったんだけど、ほんとはコウゾウテキにナイホウしていた問題が露呈したんじゃないかと。・・・とかいう、みんなが悪くてみんな正しい理論は濫用しちゃダメですね。起こるべくして起きた、今起きなくても近い将来起きていた、だから早めに分かってよかったよ、これから気をつければいいんだ、っていうのは正しくても、同人の新刊なんていつかどうせ落ちるんだから今落ちたからってそんなに騒ぐなよとは言えない。


リスキーな因子、は具体的にいうと「煽りあい上等」と、それの変な副産物である「サークル代表を軽視」だと思ってる。特に後者は自分達の頃からの傾向なので無関係なツラは出来ない。出来ないが、TMRの面白さに関わるデリケートな部分なので、老害としては本音を隠したいから煽りあってきたわけじゃないよと愚痴るしかない。マジレスしたいから相手の不快感を恐れず煽るのであって、こちらが不快になる前にとにかく先手で不必要に煽って封じてやろうというのは、・・・まあかなり似ているんだけど、正確には前者は罵倒という技術なんだと思う。
もう少し実務に近いところだと、実際に動いている人たちの腕前と、出来上がったものを校正する際に要求される技術水準が微妙にズレてきているというのも問題。これはデータ入稿なども経た最近の傾向なので、対処は可能だろう。導入技術が増えた分、みんなの足並みの幅も昔より広がってしまった。下限は変わらず上限が上がっているのだから別に悲観する話ではないが、知識格差はどちらにとってもストレスを生むので、共有する必要性は高くなっているんじゃないか。


どうしてこうなった諸感を書いてみました。内輪の話を一般公開のブログに書いたのは、自分がもう現役を退いているから。現役でないのに書いたのは、今回の会誌制作には関わったからです。直接要因は思い返して色々あるんですが、暴露話がしたいわけではないので控えます。近因を遡ると、結局先の2点に帰着するんでないかな、というのが自分の考え。他の方はどう思っているのかちょっと興味ありますね。


落としてしまいすみませんでした。