• 川原礫『アクセル・ワールド』1巻(アスキーメディアワークス 電撃文庫)
    • 某ごめんなさい座談でズイケンさんが褒めていたのでスパっと購入。誰かが褒めている知らないものは残さず手を付けます。推薦レビューだってランキングだって、知らない作品があったら全部必ず読むぜ。パダヤッパ 俺はいつでもマジだぜ! そこで貸せないと言われるとちょっと気勢を削がれてしまうけれど。
    • ナツノクモ』みたいな話じゃないの? と某座談で言ったが、読んでみたら古橋秀之の『ソリッドファイター』みたいな話だった。半分読んだら残り半分の展開は大体想像通りだったけれど、病院で敵を見張っている下りはちょっとドキドキして良かった。主人公も等身大で好感が持てた。ゲーム廃人であるヒロインの目的が賛同しづらくて参ったけどね・・・。そりゃあ見た目を気にせず無条件に好意を持ってくれる幼馴染がいたら惚れますよね・・・こういうのお前ら好きなんだろ?最高のシチュエーションだろ? と言われてる気分。評価とあまり関係ない部分だが、上遠野先生だったら同じ登場人物から掘り下げるのは脇役ヒールの荒谷くんになるだろうなと思った。荒谷くんの蛮行に何のフォローもなく、ただのキレる十代の犯行だったのには驚いた。それと擬音での迫力の出し方にいまいちピンと来なくて世代差を感じる。
    • なんだかんだでスラスラと最後まで読み通せたので、ラノベの楽しさが味わえてよかった。ただ、付け加えるなら挿絵。女の子は超可愛いんだけど、HIMA先生メカデザイン能力はほぼ皆無じゃんか。後書きの川上稔の方が上手いぞ。この抜擢は何も考えずにイラストで売ろうとしてるだろ担当編集・・・pixiv眺めるのもたいがいにしとけや・・・と思うとちょっとかわいそう。