近況:
行った美術展

  • 福田美蘭展(東京都美術館
    • うん……まあ別に……普通に描けばそれなりに上手いのは分かるけど、それだけでは足りないのだろうなあ。しかし足りなさを補うべく主張している内容が浅すぎて辛い。
  • 竹内栖鳳展−近代日本画の巨人−(東京国立近代美術館
    • よかった。何描いても上手すぎて、鑑賞しながら「ばかじゃないの? ばかじゃないの?」みたいなテンションになってた。ライオン、ネコ、イヌ、スズメ、ニワトリ、クマなどなど動物絵が多いけど、一番印象に残ったのは《象図》かな。俵屋宗達の白象図杉戸絵もかなり極まった感があるけど、それと構成的に似てることもあってか、栖鳳のゾウさんは凄かったです。余裕があればもう一度観に行く。
    • という興奮を親に話したら、「にわか乙www御舟と玉堂観てから物言えよwww 近代日本画の巨人(笑)」みたいな煽りを喰らったのだった。脚色はしてるけど文意はマジでこれ。やれやれですわ。日本画で西洋を取り込もうとしてるところにいじましさを感じるらしい。
    • 実際にわかに優しい作風であることは間違いない。ターナー好きな人に特にオススメ。ターナー展ももうじき始まるし観に行きたい。
    • 西洋画といえば、展示物の中に万国博のパンフみたいのがあったんだけど、その中でエミール・クラウスの《レイエ川を渡る雄牛》のモノクロカットがあって、「あっこれ2ヶ月前に観たやつだ」ってなった。